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砂埃舞う吹き溜まり
毎日通る自販機脇
雨降るたび水たまり
嫌だったのに
嫌だったのに
30秒遅れた時計
ライトにベンチ、桜の木
何にも変わらないのに
後ろ髪引かれるように
振り返る
見慣れた風景がさ
いつになく愛おしく
『またね』の言葉が重たい
今日という岐路は
それぞれが目指している
何処かに続く
寄り道した夕方
テレビの話で笑った
『こんな時間だ』手を振った
そんな事も思い出すのかな
背中を押した
きれいな花びらが
木漏れ日の中
吹雪く
見慣れた風景がさ
いつになく愛おしく
『またね』の言葉が重たい
そうさ この岐路は
繰り返し訪れる明日に
続く
未来の夢とか
語り合って 笑って
『またね』の言葉が軽い
そんな些細な思い出が
蘇る
見慣れた風景がさ
いつになく愛おしく
『またね』の言葉が重たい
今日という岐路は
それぞれが目指している
何処かに
また会える何処かに
続く
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